Q&A

1. フェローシップ全般に関すること


Q. それぞれのフェローシッププログラムで支援金額が異なるのはなぜですか。
 
A.「広島大学大学院リサーチフェローシップ制度」は、文部科学省「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」の支援を受けて実施しています。「広島大学創発的次世代研究者育成・支援プログラム」はJST「次世代研究者挑戦的研究プログラム」の支援を受けて実施しています。また「広島大学女性科学技術フェローシップ制度」は、文部科学省「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特性対応型)」の支援を受けて実施しています。このように、それぞれ別の国の制度の支援のもとで実施しており、国の制度間で支援内容が統一されていないため、それぞれ支援内容や運用が異なっている状況です。学生の皆様には混乱を生じさせてしまいますが、少しでも多くの学生を支援できるよう、多くの制度を活用していることによるものとご理解いただきますようお願いします。


Q. 留学生等は、原則、日本に入国し、本学のキャンパスに通学できるようになった月から研究専念支援金ならびに研究費の支給を開始するとありますが、海外でフィールドワークを行っている場合、帰国しないと支援されないのでしょうか。
 
A. この記載は、コロナ禍における入国制限等の理由により大学に来ることができず、研究活動を実施できていない留学生の扱いを念頭に置いています。したがって、既に入国している学生が、研究の一環で海外で活動を行っている場合は、引き続き支援の対象となります。


Q. フェローシップの研究費を活用して得られた研究成果を発表する場合に、謝辞はどのように記載すればよいでしょうか。
 
A. 以下のとおり記載することで、助成を受けたことによる研究成果である旨を示してください。
 
大学院リサーチフェローシップ制度
【英文】This work was supported by JST, the establishment of university fellowships towards the creation of science technology innovation, Grant Number JPMJFS2129.
【和文】本研究はJST 科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業 JPMJFS2129の支援を受けたものです。
 
創発的次世代研究者育成・支援プログラム
【英文】This work was supported by JST SPRING, Grant Number JPMJSP2132.
【和文】本研究は、JST 次世代研究者挑戦的研究プログラム JPMJSP2132の支援を受けたものです。
 
女性科学技術フェローシップ制度
【英文】This work was supported by Initiative for Realizing Diversity in the Research Environment (Specific Correspondence Type).
【和文】本研究はダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特性対応型)の支援を受けたものです。


2. 応募資格に関すること


Q. 収入要件に関して、収入とは、源泉徴収される前の給与支給総額のことという認識でよいでしょうか。
 
A. その通りです。


Q. 収入要件に関して、アルバイトは収入の算定に含まないとのことですが、パートタイムで定期的に働いている場合の収入は算定に含みますか。
 
A. アルバイト等の不定期な収入については算定に含まないという趣旨ですので、個別の契約形態ごとに判断いたします。応募前に個別にご相談ください。


Q. 収入要件に関して、不動産による家賃収入は算定に含みますか。
 
A. 安定的な収入とみなされるかを踏まえて判断しますので、応募前に個別にご相談ください。


Q. フェローシップの支援を受けながら、TA や RA、もしくは共同研究の対価等として、給与等を受給することは可能ですか。
 
A. 自身の研究活動や大学の提供する取組の実施に支障がない範囲であれば問題ありません。なお、このような収入は「不安定・不定期な収入源」と解されますので、収入要件の算定には加えません。


Q. フェローシップの支援を受けながら、授業料に対する支援が目的の助成金(授業料免除、所属大学の基金等による授業料を援助するための奨学金)を受けることは可能ですか。
 
A. フェローシップは「学生が研究に専念できる環境を整備」するものであり、授業料に対する援助を行うものではないことから、本事業として他の助成金を受けることは問題ありません。ただし、助成金の相手側機関においてその他の助成金との併給を不可としている場合がありますので、必ず相手側機関にも確認を取っていただくようお願いします。
なお、授業料に対する支援ではなく、生活費相当額として十分な水準を給付型で提供するような助成金を受ける場合は、別途ご相談ください。


3. 研究専念支援金(生活費相当額)に関すること


Q. 研究専念支援金は、どんなことに使ってもよいのでしょうか。
 
A. 皆さんの自由な使途に活用いただいて構いません。また、使途について大学に報告いただくこともありません。


Q. 通常の奨学金は所得税が非課税だと思いますが、フェローシップは課税の対象となるのでしょうか。
 
A. フェローシップのうち研究専念支援金は、税法上、雑所得と扱われるので、所得税、住民税の課税の対象となり、確定申告が必要です。なお、授業料や研究に要した費用については、確定申告の際に必要経費として控除される場合がありますので、関係する領収書等を保存しておいてください。


Q. 確定申告に関する相談は誰にすればいいのでしょうか。
 
A. 個人によって、状況が異なりますので、申告手続や必要経費等については、ご自身で税務署へお問合せください。


Q. フェローシップ支給対象学生は、扶養義務者(親等)の扶養から外れる必要があるのでしょうか。
 
A. フェローシップのうち研究専念支援金は税法上雑所得として扱われていること等を扶養義務者(親等)の方にお伝えいただき、健康保険や扶養手当等における扶養の扱いについては、扶養義務者(親等)の職場等のご担当者までお問い合わせください。
また、所得税における扶養の扱いについては、お近くの税務署までお問い合わせください。


4. 次世代フェローシップに関すること


Q. 募集要項に「SDGs達成+Beyond」という言葉が出てきますが、どのようなものでしょうか。
 
A. 本事業では、2030年のSDGs達成にとどまらず、その先(+Beyond)の未来社会を見据えた研究活動ができる人材を養成したいという想いでこの言葉を使っています。


5. HU SPRING (旧称:ドクター会)に関すること


Q. HU SPRINGには、「広島大学創発的次世代研究者育成・支援プログラム」に採用された学生しか入れないのでしょうか。
 
A. 「広島大学創発的次世代研究者育成・支援プログラム」に採用された次世代フェローは原則として全員参加いただきますが、本プログラムで支援していない学生についても、積極的な参加を歓迎いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。


Q. 異分野間での交流は非常に重要だと思うのですが、HU SPRINGのグループワークやイベント等で自分の研究時間が減るのではないかと不安に思っています。
 
A. 博士課程後期の学生には、ご自身の研究に専念いただくことが第一と考えておりますので、研究時間が取れなくなるほどの活動を行う予定はありません。自身の専門領域を超えて、異分野の学生と交流・議論することは、研究者としての成長に繋がるものと考えますので、ぜひ積極的にご参加いただきたいです。一方で、あまりにも負担が大きいと感じられる場合は、個別にご相談いただければと思います。